クリニックの特徴
細胞再生医療研究所を併設
- GMPとは?
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製造管理および品質管理規則をGMP(Good Manufacturing Practice)と言います。これは、安心して使用できる品質が保たれたものを供給できるように、管理・遵守事項を世界保健機構(WHO)などで定めたものです。
» GMPグレードに準拠した(細胞再生医療研究所)を併設について詳しく
さまざまながん疾患に対しての集学的治療の実現
- 集学的治療とは?
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集学的治療とは、手術治療・放射線治療・化学療法・免疫療法など複数の治療法を組み合わせて行う治療法です。
日本の多くの病院では未だ「縦割り組織」が幅を効かせていて、一人の患者さんが様々な治療を受ける機会が制約されています。しかし、がんの治療は、がんの種類や進行度によって、外科的治療が適していることもあれば、内科的治療が適していることもあります。また、一人の患者さんに対しても、種類の違う複数の治療法を選択肢とすべきケースが多く、縦割り医療では患者さんの選択肢が大幅に狭められます。
さらに、外科的治療後に内科的治療が必要になったり、その逆のケースもあるので、縦割り組織を超えた各分野の専門家が協力して治療に当たることが重要です。そのような各分野が協力して治療に当たる治療方針を集学的治療または集学的療法と呼びます。
患者さんが十分なインフォームドコンセントを受ける上で集学的治療は非常に重要です。
ホロニクスグループ(医誠会病院グループ)では、がん治療に対し以下に示す通りの「戦略」にて総合力で戦える体制を敷いており、『免疫細胞治療』もその中の1つとして位置付けられます。
患者さんにやさしい医療
「DC(樹状細胞療法)」→ 末梢血より僅か60~100㏄の採血で治療が可能です
- 現在国内のいくつかの施設で実施されているDC治療は、まずアフェレーシス(特殊な成分採血)という操作によって「単球」という細胞を採取するところから始まります。
しかしながら、そもそもこの白血球中に存在する単球の数自体が決して多くない為に、一時的に大量の血液の採取が必要となってしまい、患者さんにも相当な負荷がかかるだけでなく、中には「現状の体力では(DC治療の実施を)見合わせざるを得ない…」といったケースも散見されます。
更には、治療の開始=前述のアフェレーシス実施の時点で「高額な医療費の支払いが発生≪通例200万~250万≫してしまう」など、患者さんにとって見れば非常に悩ましい問題を抱えています。
- これに対し当クリニックでは、末梢血アプローチ(普通の腕からの採血の事です)にて僅か100㏄前後の血液採取から、培養→患者さんへ投与、のステップで行いますので、患者さん自身の体力的負担を最小限に抑えられる事に加え、治療費の支払いについても、別ページの料金表の通り必要最小限に留める事が可能であり、その後の治療の進行・経過を適時確認しながら、都度ご検討頂けるような料金システムを導入しています。
患者さんに満足頂ける医療
「TIL(腫瘍浸潤Tリンパ球療法)」→ 腹水で苦しんでおられる患者さんに対しても最良の治療方法を提案しています
- がんの進行と同時に腹水で苦しんでおられる患者さんに対して、回収した腹(胸)水に含まれる血中成分の中には、ご自身の貴重なTリンパ球も含まれ、それは患者さん個々に異なるがん細胞の型を認識した“優秀な”リンパ球である可能性が高く、がん細胞をピンポイントで攻撃(狙い撃ち)してくれる事が大いに期待出来ます。
患者さんに親切な医療
「NK(高活性化NK細胞療法)/CAT(CD3-活性化自己リンパ球療法)」→ 細胞の一番ベストな状態で投与頂けるよう日々努めています
- 一般的に培養~投与期間については「CAT/2週間、NK/3週間」という平均的な考え方がありますが、実際には患者さんによって細胞の増え方や日数ベースでの増え方の傾向等々には個人差もあり、とにもかくにも“細胞の一番良い(数も多い)状態で…”という事に重きを置き、細胞培養技術者が、患者さん個々に逐一追いかけ・分析を図り、最終的に患者さんにとって最もベストなタイミングにて投与頂けるような体制を構築しています。
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